■歯の神経の治療(歯内治療)の必要性と難しさ
@自覚症状がなくて全身に影響
歯の神経が死んで根の先に感染した場合は、自覚症状がないものが多く、患者さんが気づかないうちに全身のいろいろなところに影響を及ぼす。
A症状が出たときは手遅れに
歯の神経が死んで根の先に感染した場合は、症状が進行すると周囲の骨を破って腫れ、手遅れになって歯が助からないことがある。
B歯科医師には根管は見えません
歯内療法を行う場合は、どれほど大きく口を開けても、歯科医師は根管の中を見ることができないので、きわめて困難な治療となる。
C根管の彎曲や網状構造が困難さを
増します
根が彎曲していたり、網状になっている症例では、歯内療法は大変困難になる。ときには根の中に結石があったりすると、さらに困難の度合いが増した治療となる。